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フィナステリド(プロペシア)の登場は、薄毛や脱毛症に悩む人にとって非常に喜ばしい事
である。私自身その恩恵を受けているのであるが、よく考えてみると喜ばしい事ばかりで
はない。
実際服用している人のおよそ10〜20%くらいには育毛の効果が無いようですし、ごくま
れに副作用もあるのです。副作用といっても必ず起きる訳ではなく、服用者の1%未満で
突起不全、射精障害、精液量減少などが起こると言われています。しかしこれも服用を中
止すれば元にもどります。
次にフィナステリド以外の成分が出てこないことです。
フィナステリドはすでに1998年から9年の歳月が経ちます。しかし、現在未認証薬などを
見てもフィナステリドを超えると思われる治療薬は見当たりません。これは10年経っても
新薬が開発されていない事を意味しています。
フィナステリドは前立腺肥大症の治療薬の副作用として発見されました。つまり薄毛ある
いは脱毛を研究して開発されたものではなく、偶然の産物なのです。これはミノキシジル
も同じような経緯をたどっています。
では効果の無かった人、副作用が出てしまった人、もしくは効果に満足できなかった人は、
あきらめるしかないのでしょうか。
海外を見てみると、フィナステリドとミノキシジルの成分を含有する商品が主流であり、ま
た効果もあるとされているようだ。9年も続く商品ですので、それなりに信用もあり、その
地位も確立されていてもおかしくないと思われます。
ここで国内に目を向けてみましょう。
国内でもやはり、フィナステリドとミノキシジルが主流となってきています。主流になって
来てはいますが、それがこのまま続くとは思っていません。日本ではフィナステリドは20
05年から登場したわけですが、そこから日本の育毛剤の研究対象が、血行促進や毛母
細胞活 性などから、男性ホルモンの抑制に移ってきているのです。
実際某メーカーでは男性ホルモン抑制成分を研究していく過程で、新しいタンパク質など
も発見されているようです。このままいろいろな研究がされていけば・・・・。フィナステリド
に変わる新薬が開発される可能性も高いですし、もっと安全で今まで効果が無かった人に
も効果があるような治療薬が出来るかもしれません。


国内におけるフィナステリドの登場の最大の功績は、育毛や脱毛に関する業界が男性ホ
ルモン抑制を念頭に、商品・治療法などを開発・研究することであると思われます。
それにより各人それぞれに有効な治療法が確立される日も、そう遠くないでは・・・・。
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